マウンテンシリーズは、礁上がドーム状になった錐体魚礁です。
礁中央に瓦ユニットを備え、側面に網掛かりしにくい適度な傾斜を持ちます。
側面の流動制御板により栄養塩を巻き上げ、魚類の餌になるプランクトンの発生を促すとともに、瓦ユニットにより餌料環境が向上するため、魚礁効果の早期発現が期待できます。
ドームになった礁上と流動制御板が備えられた傾斜側面により網掛かりを抑えています。
沿岸域の浅場では、付加機能に海藻類の自然着生に有効な機能を持つ「セラポラ基質」を備え、伊勢海老、アワビ、サザエ等の資源培養、保護育成を目的とした事業にも幅広く採用されています。
35SS型は、魚礁機能に加え礁内外で潮流を攪拌する機能を併せ持っています。そのため、湾内など緩やかな流れの海域で、夏季に起こりやすい貧酸素、躍層等を緩和する環境改善の効果も期待できます。
